自分が相手に対していったいどのような態度を取っているのかあなたは気付いているのでしょうか。
その態度を取ることにより、あなたにとって大切な彼氏や夫の負の部分を出していることがあります。
当然のことですが、人は誰しも間違おうと思って間違いを犯しているわけではありません。
そうした態度のほとんどが、その人にとっての母親であったり祖母であることが大きいと言えます。
しかし、受け継がれてきた態度をとる女を演じる事で、自分自身を駄目だと思ってしまうのです。
また男性のほうはというと、相手の女性に対して冷たくしてもいいと思うようになってしまうのです。
人は人を好きになる事で自分自身に無理を強いるのはなぜなのでしょう
‘タイプ1…本当の自分を捨てる事で、好きな男性を大切にしてしまう’ 例えば、彼と食べたくて何時間も費やして舌平目の夕食を調理して準備したとしましょう。
この時、二つのお皿のうちのひとつが大きな切り身だということに気付いてしまいました。
2人とも食欲は同じくらいだとして、大きい切り身を自分にするでしょうか、それとも彼の方ですか。
この質問をした時の女性の反応としては、‘考えなくともわかります’と答えます。
男性を1番、自分は2番としているから、当然大きい方の切り身を彼にあげるというのです。
ある方が女性を話をしてきた結果、もし大きい方を取ったら自分が悪いと思い込んでしまうのです。
彼に対して愛情を持っていない、ケチだ、自分勝手だと言う女性もいたというのです。
こうした答えをするという事は、本当の自分を捨てて好きな男性の方を大切にする事に関連します。
好きな誰かの為に自分のやりたい事を諦めるとどうなってしまうのでしょう
ではここで、エミリーというかつてダンス好きだった一人の女性について話していきたいと思います。
彼女は、小さな頃からジャズダンスやバレエを習っていて、週末になると友人と踊っていました。
ダンスをしているととても楽しくて、はつらつとしていたし自由な気持ちになっていたのです。
しかし、25歳の時恋愛から結婚へ発展したアンドリューとの出会いで彼女にある変化が訪れます。
デパートで偶然エミリーと会ったある人が、2人の近況とダンスの話について聞いてみたのです。
すると、エミリーは戸惑いながらも最近はあまり躍りに行ってないのだと答えたのだそうです。
どうしてなのか尋ねると、彼女は彼との関係について次のように説明してくれました。
アンドリューはダンスが好きではなくクラブへ連れて行っても一晩中座っていただけだというのです。
そんな彼の姿を見るのが辛くなった彼女は、ダンスへ行くのをやめてしまったのだそうです。
アンドリューからは、自分の為にやめたりせず踊りに行けばいいよと言われました。
しかし、友人と踊りに行っても彼を一人にするのが悪いと感じて出かけなくなったのだといいます。
ダンスをすることが出来ないのは淋しいけれど、そんなにたいした事ではないと言っていました。
この話からも分かるように、ほとんどの女性がエミリーのような態度を男性に対して取っています。
大好きな彼氏だったり、夫を立てて大切にする事で自分自身の夢や趣味を諦めているのです。
ですが、その事自体を女性達は重要視していなかったり気付いていなかったりしています。
女性は一緒になった夫や彼氏と離れて自分がやりたかったことにハッと気付く時があります。
好きな男性の為に諦めざるを得なかった旅行、読書やダンスを楽しんでいた事に気付くのです。