ウィンドウショッピングが好きな女性と苦手な男性

男性にとって数多くのお店を回る買い方はあまり得意ではありません。

まして、女性の買い物に付き合うなどとなったら、「勘弁願いたい」と感じる男性は多いでしょう。

男性がお店をはしごするショッピングが苦手なのには理由があります。

大昔、男性は狩猟をする役割を担っていましたが、そこで必要だったのが目的地まで最短距離で移動する能力でした。

そのため、男性は現在地の位置関係を把握し、目的地までの最短ルートを割り出して進む能力が発達していきました。

そしてこの能力を持つがゆえ、行き当たりばったりに進んだり、同じ拠点を繰り返し通ったり、目についたところを片っ端から縦横無尽に回る行為に、大きなストレスを感じるようになりました。

つまり、女性の買い方です。

そんなわけで計画性なしに気の向くままお店を渡り歩くショッピングは、男性にかなりのダメージを与えるのです。

では、女性側の視点はといいますと、大昔女性たちは仲間と連れ立って、木の実などを探しに行く生活を送っていました。

美味しそうな匂いに気づいて脇道に逸れたり、目についた木の実の味を確かめたりすることで、当初予定していた採集のターゲットを変えるといった、“行き当たりばったり”とも見られる行動形態が自然と身に付いていきました。

余談になりますが、夫に買い物を頼んだところ、お目当ての品は売り切れだったので、頼んでもいない特売品を意気揚々と買って帰ってきた、なんて目に遭った妻は多いのではないでしょうか。

この行動は、狩猟時代の名残と見ていいでしょう。

男性にとって狩りにいって獲物を持って帰らないのは、文字通り死活問題です。

なので、全く必要のない“特売品”という獲物を仕留め、得意満面で妻に差し出して怒鳴られる、という光景が展開されてしまうのです。


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