相手のことを大目にばかり見すぎると自身を見失うことになります

引っ越しをした時、いかに前の部屋が狭かったかを感じることはないでしょうか。

新しい靴を履き始めた時、それまでの靴が履き心地が良くなかったか気付いた事はないでしょうか。

自身が気付いているかいないかに関わらず、貴女は相手の勝手さを許してしまっています。

そうすることに慣れきって、男性から冷たくされてもそうされるがままになっているかもしれません。

人間というのは、自分がいる場所を心地いいものだと感じてしまう傾向があります。

その為、違う状況にならないと現状の欠落している箇所がわからないことも少なからずあるのです。

それは人間関係に限らず、靴でもアパートでも車でも何にでも例えられます。

つまり、新たな物を入手する事でそれまで持っていた物を良くなかったと気づいてしまうのです。

特に女性は、尊厳や敬意などをもって扱ってもらわれないという事に慣れてしまっています。

従って、自分達はこれまでよりもっと愛されてもいいんだよと感じていてもその事に目を瞑るのです。

ここから、女性心理学博士が言う‘否定的自己評価サイクル’というものが生まれてくるのです。

恋人や夫が貴女を悪いように言ったり、泣いていても慰めてくれない事がある。

または、二人の事について話し合っても拗ねたりごねたりして貴女の気持ちに気づいてもくれない。

そうした冷たい態度を取られてしまったとしても貴女自身は大目に見てしまうといった感じです。

そうやって権利を守らずにいると、次第に気持ちが落ち込んで動揺してしまいます。

やがては自分自身が嫌いになってしまい、自信が持てなくなってしまいます。

自信を失うと、男性から冷たくされても自分を守っていく為の勇気すらも湧かなくなってきます。

こうした悪循環と言う無限ループがいつまでも繰り返されることになってしまうのです。

この無限ループを断ち切る方法はただひとつ、自分が持っている権利をきちんと主張する事です。

大切なのは、自分自身の尊厳というものをしっかりと保持し続けるということなのです。

相手が取っている態度が自分にふさわしい敬意や愛情がなければ受け入れる必要はありません。

すると、自分のことを良いように思えてきますし自然と自信も付くようになっていきます。

やがては、たとえ男性に冷たい態度を取られてもされるがままにならず自分を保つことが出来ます。


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