お互いの生活ペースや価値観、相手との相性を知るには、一緒に暮らすのが手っ取り早い方法です。
男性にとって、同棲はどのような意味を持つのでしょうか。
基本的に入籍を決断するよいタイミングになります。
同棲開始にあたって親の了承を得る必要がありますが、その際「同棲するなら、籍だけでも入れなさい」「一度挨拶に来なさい」と言われることがあります。
そしてその時に、「結婚して身を固めよう」と彼が入籍に踏み切るのです。
また、女性の方が同棲したいと考えていて、同棲を機に入籍を考える場合もあります。
一方、入籍はせずに同棲を始めるケースもありますが、この場合には気をつける点がいくつかあります。
まず、一緒に暮らすといっても彼をがんじがらめにしないこと。
あまりに束縛すると、同棲が嫌になってしまいます。
他の人との付き合いも大切なのに、同棲中の彼女からの束縛が強すぎると、新しい友達を作るどころか今の友達との関係も危うくなり、欲求不満を感じます。
また、帰宅後や休日など、オフの時間をずっと同棲相手だけと過ごしていると、24時間見張られているような気分になるのです。
この状況は結婚と同じです。
同棲の場合、嫌になったらあなたから逃げ出すという選択肢を選べるという点です。
つまり、強すぎる束縛は別れの原因にもなります。
「同棲までしている間柄なのだから」と彼を信用し、自由に遊べる時間を許してあげましょう。
さらに、2人の関係がだらしないものにならない努力をしましょう。
お金の貸し借りや家事の役割分担など、一緒に暮らすために決めておく約束事はたくさんあります。
ルーズにしておくと、どんどん関係に歪みが生じます。
後々のためにも最低限のルールは守り、ある程度の緊張感を持って生活しましょう。
同棲は、相手との距離がぐっと近くなるからこそ、2人の距離感を心地よく保つ努力が必要です。
結婚を意識する上でもよい選択肢ですが、必ず親の許可を取りましょう。
それが大人のルールです。