銀行、保険会社、メーカー、商社、警察、自衛隊……転勤(転属)の可能性がある職業は多いものです。
そして、男性は遠方への移動が決まった途端、気になっていた女性に告白することがあります。
「遠距離恋愛になるのに、どうして告白するの?」と戸惑うかもしれません。
でも、男性は女性ほど遠距離恋愛を深刻に考えていない場合が多いのです。
「別れる結果になっても、それはそれで仕方ない」と思っている場合もあれば、「ここできちんと告白しておかないと、後悔する」と、その場の気持ちを優先している場合もあります。
いずれも、遠距離恋愛が続く保証はどこにもありません。
彼は新しい環境で、毎日新鮮な気持ちで過ごせますが、残された方は寂しい思いもするでしょう。
もし、告白を受けるなら、あなたはこれから生じる寂しさや切なさも受け止める覚悟が必要です。
また、転勤前に一度『モノにしておきたい』と考える男性もいます。
このタイプは、「一度でもえっちできればラッキー」といた程度にしか考えていません。
残念ながら、あなたと真剣に付き合う気持ちはありません。
もちろん、本当に相手のことが好きで、本気で遠距離恋愛をしようと思っている人もいます。
でも、会いたい時に会えない遠距離恋愛は予想以上に辛いもの。
メールや電話で連絡を取ることはできますが、できれば直接会って話をしたいと思うのが人情です。
交際を始めるのも続けるのも、相当な気力が必要です。
遠距離恋愛の未来は、どうなるか分かりません。
ルーレットを回すようなものと理解していれば、彼の告白を受け止める選択をしてもいいでしょう。
実際、遠距離恋愛を実らせた、もしくは継続中である夫婦やカップルもいます。
たとえ彼との恋愛が終わってしまったとしても、それはあなたのせいではなく、遠距離というシビアな環境が別れをもたらしただけですから、自分を責める必要は全くありません。