えっちが嫌いであるかのような振りをする女性

・「彼女のせいで、えっちを好む私は獣のようだ、人間として劣る所があるし何かおかしい」

「そんな風な気持ちにさせられてしまうんだ」

・「妻と愛し合っている時に、まるで恩恵を施してあげているかのような態度が嫌なんだ」

「彼女は自分の考えを口にしませんが、私には彼女の言っていることが聞こえてくるんですよ」

「『早く済ませてしまいましょ、そうすればあなたにしばらく煩わされないわ』って言う声がね」

・「前に付き合っていた女性は自分がえっちを好きな事を私に知られないか気にしていました」

「寝室ではそんな雰囲気になれなくてえっちを耐えているかのようなふりをしていたんです」

「そんな彼女のせいで私はまるで性倒錯者のような気持ちでいました」

これら3つの意見は、えっちを好まないふりをする女性に対する男性の本心によるものです。

また、こうした意見の中には次に挙げるような女性も含まれています。

  • えっちを蔑むかのような意見を発言する
  • えっちの話しの時、恥ずかしがってしまう
  • えっちを嫌がる
  • 自分の彼氏や夫がそうした気持ちを見せると批判するような態度になる
  • えっちは手早く済ませるものである、または耐えるものなのだといった態度を見せる

男性にとってえっちは女性に自分の弱さを見せる為の唯一の方法です。

女性がえっちを好まないふりをしたら自分が悪いというような自責の念に駆られてしまいます。

まるで「あなたの態度がなってないのよ」と言われてしまったかのような気まずさを感じるのです。

女性がえっちを嫌うふりを見せる事で男らしさがない、立派な男ではないと思ってしまいます。

もし自分が真の男らしさを持っているなら、女性から自分を求めさせる術を持つと考えるものです。

もしかすると、女性のほうも本心ではえっちをする事が好きなのかも知れません。

それを相手の男性に見破られてしまうのが嫌なだけなのかもしれないのです。

男性は女性への興味を失う事で、彼女から受ける批判から身を守らねばならないと思うのです。

男性が女性の体に触れながら弱みを見せず、心を許さないなら彼自身の欲求は良くはありません。

また、女性がえっちを嫌いな振りをしてしまうのにはいくつかの理由があるのです。

(1)男性はえっちを好む女性を軽視するといった神話にとらわれている

「いい?あれ(えっち)を好きな事を相手の男の子に見せたりしてはいけないわ」

「そうしないと軽い女に見られるわよ。男の子に求婚されるような素敵な娘になれないわ」

ほとんどの女性がこのように言われて育てられてきたのではないでしょうか。

その影響もあり、女性達はえっちを知り尻軽女と見られないよう性欲を隠すことを学んだのです。

しかし、こうした神話というのは真実ではないのです。

健全と言われる心を持っている男性はえっちを楽しむ相手を探し求めているものなのです。

そうした女性が彼女や妻となってくれるのであれば己の欲望に後ろめたさを感じないからです。

ですから、‘いい娘’を演じているのであれば気持ちを落ち着かせて緊張感を解してみてください。

そして、本来自分が持っている官能的な女性になってもいいんだよと自分自身に言うのです。

(2)えっちを好んでいても彼氏や夫には感じない、相手の愛し方を楽しむことが出来ない

最近になって、女性心理学博士の下に一組の夫婦がカウンセリングを受ける為に来たそうです。

夫である男性は、妻である女性がえっちをすることを好んでいない、嫌っていると訴えました。

そこで、男性には外で待機するように言って女性と二人だけで会話をすることにしたのです。

女性心理学博士は、女性同士心を軽くしてどこに問題があるのかを彼女に尋ねました。

すると彼女は「夫である彼とのえっちを避けているのは真実です」と打ち明けてくれました。

・「けれど、えっちが嫌いという訳ではないの。えっちは好きだけど彼とするのが嫌なのよ」

もし貴女がえっちを楽しんでいないなら、自分自身の胸に手を当てて問いかけてみてください。

‘もしも彼がこれまでと違う愛し方をしてくれたなら、私はえっちを楽しめるのかしら...?’

この問いの答えが‘Yes’ならお互いの性生活について彼としっかり話し合うようにして下さい。

そして、自分自身が彼に何をしてほしいのかどのように愛してほしいのかを正直に告げるのです。

また、性的な欲求を感じられなくなる原因のふたつめは、お互いが持っている心のわだかまりです。

相手への不信感や怒り、恨みなどを抱えていると、二人の愛情を冷めさせる事になってしまいます。

こうしたわだかまりを失くす努力をしていけば、二人の性生活もとても心地いいものになるでしょう。

(3)えっちが嫌い

ここまで綴ってきたような問題よりも大きな問題があるかもと感じている人もいるかもしれません。

或いは、えっちを楽しめてないと感じているならこの事についてセラピストと相談をしてみて下さい。

幼い頃に性的虐待を受けた経験を持つ女性にこのような事例が見られます。

人の持つすべての愛情表現を受け止められるように力を貸してもらうのです。

こうした問題を解決していく為には、彼氏や夫に自分の性的な部分を見せるようにすることです。

いい雰囲気になったら、寝室でもその外であっても楽しめるんだよと言い聞かせるのです。

そして、恋人や夫である男性に「あなたが欲しい」と言ってその気になるのを待ってみるのです。


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