ルールがひとつあれば会話がスムーズに進んでいきます

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あなたは次のような経験をした事はないでしょうか。

貴女が彼氏や夫に自分の気持ちについて説明をしようとしています。

しかし、椅子に座って苛立たしげにしていた彼がとうとう顔を上げてこう言いました。

「・・・だから、要するに何なんだ?!」

私の話なんて聞いてもくれない、気持ちさえも考えてくれないとあなたは思ってしまいます。

いっぽう、彼のほうもあなた自身が彼をわざとらしく苦しめているのだと思ってしまっています。

こうしたジレンマも、もう今なら理解できるのではないでしょうか。

男性が解決志向型だということがよくわかっているということです。

男性は女性に自分の気持ちを二十五文字以内にまとめてほしいと思っているのです。

女性は話というプロセスこそが自分の気持ちを分析して問題を深く洞察してくれます。

そしてはっきりとさせていくのですが、男性にはそれが理解できないのです。

女性は悩み事で愚痴を言うとき、問題解決へ繋がると思っている事を男性に知らせてはいません。

そのため、男性達から女達は泣き言を言ったり愚痴を言ってばかりいると非難されてしまうのです。

なかには自分を被害者のように文句だけを言い、変えていくための努力をしない女性もいます。

それ以外の女性は問題が起こっても自分で責任を持ちます。

しかし、それでも悩み事が出来ると女性は愚痴をこぼしてしまいます。

これとは逆に、男性はたとえ不平があっても胸の奥に仕舞いこみます。

たとえば、妻が何かしらの不満や泣き言を言っているのを夫が聞いたとします。

しかし、夫は妻が不満を発散する事で心の緊張感を解しているとは思わないものです。

妻が自分の力で窮地を脱しようと努力しようとしている事を理解してはくれないのです。

  • 夫は妻がどう問題を解決すればいいかわからず愚痴っていると思い苛立ってしまう
  • 夫は妻の為状況を変えるのは自己責任であると考えるようになる
  • 夫は妻に問題解決を急がせようとする

あなたがどのように考えて話をするのかを男性に説明して下さい。

また、あなたが彼の持つ流儀をわかっているということもきちんと伝えるようにしてください。

女性心理学博士もこれを実行してきたのだそうです。

そして彼女が声を出して考え始めると彼に顔を見られるので二人で吹き出してしまうといいます。

ただ、いくら具合がいいとしても声を出して考えるのをやめるようにとはいっていません。

ですが、夫や彼氏と話し合いをすれば貴女自身もそして彼もやりやすくなります。

今まで話してきたようにあなたが闇雲に文句を言うと男性は自分で解決せねばと思ってしまいます。

ただただ、愚痴をこぼしたいと思った時はそのことを男性に言って下さい。

自分で問題解決するつもりである、思っている事を言うと頭がすっきりすると一言断っておくのです。

ポイント3男性は女性より自分の気持ちがわからない

・「夫が何かしらの事で悩んでいるのがわかるとおかしくなってしまいそうだわ」

「『ねぇ、どうかしたの』って聞いたって『別に…』って答えるだけなんだもの」

「自分自身がひどい状態だってこと気付いていないのよ…」

・「私が彼と喧嘩になるときはいつも同じことなんです」

「二人の事で話し合いをしたくても彼が取り合ってくれないの」

「私が思っている事を全部話しても、聞いているだけで何の意見も言ってくれません」

「結局私が『あなたって冷たい人ね』って怒鳴ってしまって…言い争ってしまうの」

いまここにあなたが知っておくべき男性に関係するとても大切で重要な秘密があります。

男性のほとんどにとって、感情は内なる世界であり未知なる怖さの世界であるということです。

(1)男性は感情の世界に馴染みがない

多くの男性が‘心’ではなく‘頭’の中に踏みとどまるという条件を付けられてきました。

だから、時間を掛けて自分の感情について調べるという事には慣れていないのです。

人間というのは、一番馴染んでいるものを心地がいいと感じる生き物です。

ここまで見てきたように、女性は男性より感情と馴染み深いのです。

不愉快な思いをして過ごそうなどとは誰も思わないし、苦手な事を楽しむなんて思わないものです。

もしあなたが現代美術関連の知識に長けていれば、人とそういった話をするのは楽しいはずです。

また、株を買った経験がなければ株に関する話をしても楽しくはないものです。

男性というのは、喜怒哀楽を感じるという能力に対してそれほど自信がありません。

自分の気持ちを考えたり言葉にする事を女性が望むほど楽しんではいないのです。

しかしそういったことも驚くほどのものではありません。

(2)感情の世界へと訪れると、男性は自制心を失ったような気分になってしまう

例えば、何かが苦手だなと感じると、男性は自分自身がそれによって支配されている気になります。

それを制するための力が彼にではなくそれ自体が彼を制する力があるように思ってしまうのです。

こうした‘自分で支配できない’という感覚が男性には恐ろしいのです。

どうにかしてそれを避けたいと思うが故に感情の世界を避けようとするのです。

何故なら男性の感情の世界は問題を抱えている為支配できるとは考えず緊張してしまうのです。

感情に関連する行為は自身の気持ち、疑問・心配事、必要な事さえも男性には重荷となります。

体調が優れないとき、5マイルのハイキングでさえひどくきつく感じられるのと同じなのです。


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