男性にとって理解不能の行動として、よく話題になるのが「連れ立ってトイレに行く女性たち」です。
ただ用を足しに行くだけなのに、なぜ女性たちは群れをなして行くのか、心底不思議でしょう。
そもそも女性たちが何をするにも仲間同士で行動したがるのは、大昔からの習性によるものなので、これを責めるのはちょっと気の毒です。
もちろん、男性も狩りをする上で、仲間と助け合い、協力することは必要不可欠でしたが、それ以上に必要だったのが「攻撃性」です。
獲物を見つけたすぐ全力で行動が取れるよう、それなりの攻撃性を備えている必要がありました。
そのため男性は、協調性より攻撃性が同性に対し表立って現れる特徴があり、女性とは異なる点です。
同性と群れたがる女性と、同性に攻撃性を露わにする男性という違いがあるわけですが、この精査はスポーツにおいても表れています。
団体競技をする男女をそれぞれ調べたところ、男性は対戦する相手の手強さと度合いや、自分個人の活躍によって興奮が高まる傾向にあるのに対し、女性は自分の活躍によって相手を負かすより、チームメイトと団結しながら自分の役割をこなすことに意識が向く現象が見られました。
トイレに行く行為も、突き詰めていくと男女のあらゆる行動に結びついているわけです。