昔からの男友達で、互いに異性として意識していなかった頃、彼には彼女がいたか、モテモテで恋愛には不自由していなかったかもしれません。
しかしその後、失恋と出会いを繰り返し、「結局みんな去って行った。
気がつけば1人……」孤独に襲われて周囲を見回した時、“あなた”という友達が見守ってくれていたことに気づきます。
「素の俺を一番理解してくれていて、かっこわるいところも見せられる。
彼女こそ運命の人だったんだ!」これこそ、恋愛遍歴の多かった男性が、多くの女性との出会いと別れの果てに、身近な女友達に抱く『恋心』です。
この瞬間から、男性は「もしあいつが彼女になったら?」という妄想を広げます。
さらに「ずっと友達としてそばにいてくれたから、これからも一緒にいてくれるはず」と、かなりの自信で告白するのです。
もちろん、好きな人からの告白なら飛び上がるでしょう。
もし、あなたがこの状況になったら、まず2人きりの時間を何度か設け、彼を冷静に観察しましょう。
良くも悪くも、友達の時とは別の顔が見えてきます。
別の顔の彼を受け入れられるかどうかを見極めてから、付き合うかどうかを判断しましょう。
ちなみに、このパターンの恋は壊れにくく、長続きします。
その理由は『仲間内の顔』『2人きりの顔』を両方が理解しているため、誤解が生まれにくいからです。
もし、告白された時に「付き合えない」と思った場合は、「今、好きな人がいるの。
恋人になるのはちょっと難しいけれど、この先もずっと仲良くいようね」と切り抜けましょう。
「ずっと友達」というフレーズは、彼を傷つけるので使わないこと。
恋人にはなれないけれど、ただの友達よりは少し特別だから、という意味合いで断りましょう。
これなら仲間内でも気まずくなることはありません。