女性からじっと見つめられると、「自分に気があるのか?」「俺って意外ともてるのか?」等々、それなりにドキドキする男性は多いでしょう。
ニヤニヤしている男性の皆さんには気の毒ですが、女性が相手を熱いまなざしで見つめているからといって、特別な意味合いを隠しているとは限りません。
女性は相手をじっと見つめることに対し、男性ほど抵抗感がないからです。
男性にとっては、何らかの意味や目的なしで相手の顔を見つめる行為は考えられないでしょう。
しかし、女性にとっては習性みたいなもので、さほど特別なことではありません。
一説によると、女性は長い歴史の中で村単位、家族単位の中で周囲との協調性や他人への配慮を常に求められてきたことによるものとされています。
周囲の人間とうまく暮らしていくためには、相手の表情をじっと見つめ、観察する必要があったのです。
それがいつしか、女性特有の特徴となって受け継がれていったわけです。
つまり、「じっと見つめる」行為1つでも、男性と女性では隠された意味合いの重要性が大きく異なるのです。
さらに別の違いもあります。
女性は何か知られたくないことを秘めている場合、相手の目をことさらに見つめる傾向があるといいます。
この傾向は男性には皆無といっていいでしょう。
男性は知られたくない事実を隠し待っている場合、そのやましさから相手の目を見つめる行為を避ける傾向があります。
女性がまっすぐ相手の目を見つめる時、実は隠し事をしている可能性がある、というのは、男性にとっては衝撃的でしょう。
「目は口ほどにものを言う」という言葉は、男性限定で考えた方がいいかもしれません。