出会った瞬間、カーッと顔がほてり、胸が高鳴り、その人しか目に入らなくなる……思春期の頃、誰でも一度は一目惚れの経験があるのではないでしょうか。
一目惚れは、女性より男性に多い現象のようです。
大抵の場合、オスはメスを見つけたらすぐ求愛行動を起こす必要があります。
確実に子孫を残そうと思ったら、「これは!」と思うメスに素早く求愛行動を移さないと、他のオスに取られる危険性があるからです。
一方、メスは近寄ってくるオスを1体1体吟味し、見極める必要があります。
そんなことから、女性より男性の方が一目惚れしやすいわけです。
ある調査によると、一目惚れを含めた「情熱的な恋愛感情」を覚える回数が、多くの男性は思春期から増加傾向を示し、20歳を過ぎても変わらないのに対し、女性は20歳を過ぎると急速に減少傾向に転じるといいます。
男性は大人になってもロマンティックな恋愛を求め、一目惚れ現象も変わらずあり続けますが、女性は大人になったら恋愛に関して冷めてしまうわけです。
その原因は、結婚を強く意識するようになるためという、何ともシビアな話でした。
Originally posted 2014-05-24 20:36:46.