「自分のことを必要としてもらいたい」という心理の裏にはなにがあるのでしょう

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女性は誰しも、男性にとって自分は母親の代わりかもしれないという考えを持ちたくないものです。

しかし、なぜ母親のように振舞って彼氏や旦那様を子供のようにみてしまうのでしょうか。

  1. 女性という人は母親のように振舞う事を鍛練されておりそれにより報酬を得られる

人が生まれて成長していく間に、一番大きい影響を受けるのは自分を産み育ててくれる母親です。

母親が育児をする背中を見ながら将来の子育てや、自分を二番目することを学んでいくのです。

もし彼女が貴女の父親に対しても母親の様にしているのだとしたらこれはより強まる事になります。

母親が父親を子供扱いしている姿を見て、男性に対する態度はこれだと印象付けてしまいます。

そして、やがて成長した自分にも好きな男性が出来て恋愛を経験するようになります。

その時に知らず知らずのうちにかつて母親が取っていた態度を取るようになってしまいます。

成長していく過程で自然と身に付けた男性に対する態度になるというわけです。

ではここで、ある女性がジュリーという女性が夫との関係について聞いた話をしたいと思います。

ジュリーはフレッドと結婚して3年目ですが、彼についての不満をぶつけてきたのです。

「せっかくフレッド結婚したのに、彼の妻だっていう気がしないの」と言ってきました。

「彼と一緒にいると赤ちゃんのように振舞うからまるで母親みたいなの!」

「何でも彼の代わりにしてあげてるの、散らかっている物を片付けるのも、思考するのも私です」

「そして、彼がしたことに対する責任をとるのも全て私なんです」

「彼は私のことを自分の妻とは思わず母親だというふうに思っているの」

「そうする内にますますだらしなくなっていく彼に腹立たしくなってきたんです」

彼女自身は、母親の役をするのは当たり前だと考えている事に気付いていないのです。

3年もの間彼女は「彼は大人になっていない」と一方的に責めるだけでした。

つまり、彼女自身に責任があることについて考えていませんでした。

そして、彼女の両親についての話をしているうちに二人は母親を演じている原因に気付きます。

「私は、自分の両親が恋人みたいに仲良くする姿を思い出せない」と悲しげな表情で言いました。

「父親は仕事の関係でよく旅行に行っていたものでした」

「私が見た母は、荷造りや荷解き、到着後の面会確認、服について騒いでいた姿です」

「母親でもある彼女は子供である私たちや父親を叱っていたわ。

「食欲がなくても最後まで食べるように強要してきたりもしたんです」

「そしてある時、私は男性にはこんな風に接すればいいんだと思い込むようになっていたようです」「でもそれに気付いていませんでした。結局は自分の母親と同じ事をしていたんですね...」

つい最近まで、女性にとって専業主婦をすることがただひとつの職業であると言われてきました。

人は、自分の母親が子供を育てることで何らかの報酬を得ている姿を見て育っていきます。

そうして、自らも同じ事をして報酬を得ながら成長してきました。

例えば「弟の面倒を見れるなんてとてもいい子ね、サリー」という言葉がけなどがあります。

また、「いい子ね、パパにスリッパを持ってきてあげて、ジェーン」といった感じです。

では、チャーリーとの結婚から15年経っているダーリーンが語った話をしたいと思います。

「私は、チャーリーが自分に目を向けてくれていないと母親みたいな態度をとるの。」

「料理を作る事も、引き出しの中を片付けてあげる事もしてあげてとにかく彼の役に立とうとするの」

「でも、私は彼からの愛情を受けたいし、恋人みたいに過ごしてみたい、絆を深めていきたい」

「私は、ただ私に感謝の気持ちを持つだけの形ばかりの子供、‘息子’が欲しいわけではないの」


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