男の束縛には、質問攻めや好みの押しつけ、2人のルールを細かく作って強制するなどがあります。
束縛したがる理由は、大体次のパターンがあります。
1つは男性としての自分に自信がない場合。
あなたに愛される自信をも失っているのです。
また、「自分に魅力がない」と考え、あなたの方が魅力的で、どう見ても自分と釣り合いが取れていないと思ってしまう。
けれど手放したくはないという一心から、がんじがらめにしようとするのです。
もし、彼が自信を失っているようなら、あなたから積極的に彼の長所、好きなところを言い、魅力的であることをきちんと伝えましょう。
2つ目は、あなたのような素敵な女性が自分の周りにいないという場合。
つまり、あなたを失ったら彼にはもう後がありません。
だからなんとしても自分の手元に置いておきたいと思うのです。
この状況を見極めるのは簡単で、彼の会社や仲間の写真を見せてもらうか、機会を見つけて集まりに顔を出すことで、彼の周囲の女性のレベルが分かります。
3つ目は、彼が心理的にあなたにとても依存している状態です。
これは彼が自分の人生を楽しんでいないことが原因です。
自分の生き方にある程度自信があり、前向きに生きていれば、失恋しても「また新しい彼女ができるはず」となるはず。
そして「相手が自分のことを好きになるかどうかは、自分の力ではどうしようもない」ということを客観的に理解しています。
しかし、仕事がつまらない、誇りを持てない、何事にも夢中になれないなどの男性の場合、相手を束縛し、2人きりの生活に浸ることを唯一の生きる糧にしてしまうのです。
他には、一人の女性だけに興味を向けているように見えても、実はすぐ他の女性に手を出したり口説いたりする男性がいます。
このタイプは、自分と同じタイプが世の中にいることも、女性が予想以上にムードに流されることも知っています。
自分と同じタイプの男性に口説かれるかが心配なあまり、相手を束縛してくるのです。
また、自分が他の女性と遊ぶのを控えている時、相手にもそれを強要する方法が『束縛』として表われる場合もあります。
いずれにしても、もしあなたが苦しいと思ったら、解決方法は2つ。
まず彼が生きることを楽しめるよう、励ましたり、仕事や趣味など、何か新しいことに挑戦できるよう提案したりするのです。
『あなた』意外に夢中になれるものが見つかれば、きっと束縛も緩むはず。
彼の新しい世界が広がるまで、寛大な心で見守ってあげましょう。
もう1つは、「好き」という気持ちを定期的に言葉にして伝えることです。
そして、あなた以外のことに目を向けた彼に、ほんのちょっとだけヤキモチを妬く仕草を見せましょう。
“ちょっとだけ重い女”を演出することで、男性は完全に安心し、束縛したいという気持ちも弱まってくるはずです。