1.彼の為にするという行為をやめてみよう
好きな男性のことを子供のように扱ってしまうという行為は、中毒になっているのと同じです。
中毒になってしまった状態をどうすればいいのかというと、その行為をやめることなのです。
もし、貴女の夫が鍵の行方を聞いてきても知らないと答えて自分で探させるというわけです。
また、彼が何らかの用事で外出する準備をしていても服を選んであげたりしないことでもあります。
仮に、部屋に服が脱ぎ散らかしてあったとしても、彼の変わりに片付けてあげたりしないことです。
男性からしてみると、それまで彼女や妻に何でもしてもらっていたぶんだけ大変なことになります。
女性のほうも、彼が何でも当たり前に出来るようになるまでは苛立ちを我慢しなければなりません。
これまでの状況よりひどくなっていったとしても、決して手助けをしてはいけないのです。
鍵が見つからずパーティーに遅れたり、服が乱れたまま出かける事になってしまうかもしれません。
ですが、こうした事を何度も経験していくうちに男性もひとつずつ学んでいくようになっていきます。
苛立っていた鍵探しも、それを思い返しながら決められた場所へきちんと置くようになります。
ネクタイなどの曲がり具合を指摘され続けていたなら、鏡へ向かって整えるようにもなります。
そうやって彼は少しずつ成長していき、自分の事は自分で何でも出来るようになっていくのです。
ただ、彼氏や夫から鍵の場所を聞かれても‘自分で探して’と言えばいいわけではありません。
彼に対して、愛情を持った接し方をしてはいけないというわけでもないのです。
母親のように接するのを減らし、本来の妻や彼女として接する部分を増やしていくべきなのです。
2.彼氏や旦那様を頼りがいのある一人の大人として扱いましょう
彼が何か思い出そうとしていても、それを言ったり彼の予定表やカレンダーになってはいけません。
一人の大人として、頼りがいのある有能な男性として接する事が何よりも大切なのです。
貴女が彼の為に何でもしてあげるようになってから怠け者のようになってないか思い出して下さい。
彼にとって大切な約束事も責任も忘れないようにする為に頼りきりになっているかもしれません。
貴女が母親代わりを止めたら、彼はそうした自分のするべきことを忘れてしまい困ることになります。
もしそんな事態になったとしても、注意や批判をせず彼を励ましてあげるだけにしてください。
仮に、彼が木曜日に歯医者の予約をしていたとしてもいつも通りに送り出してあげるのです。
帰ってきた彼が歯科医から予約の事を聞かされ、忘れていた自分に腹が立つと言ったとします。
そんな彼に対して、貴女は‘また予約すればいいことよ’と答えてあげるのです。
何度も予約を忘れたり、行事に参加し忘れるのを繰り返して自分の予定を確認するようになります。
3.母親のように会話するのを止めましょう
貴女自身に誓いを立ててもらいたいのは‘5歳の子供に対するような話し方をしない’ことです。
腹が立ったり、どうしようもない事態になった時に彼に話すというのは何ら問題はないです。
ですが、自分自身もそして彼自身も一人の大人であるという事を忘れずに会話をするのです。
何かしら悪さをした自分の息子に対して怒る母親のような話し方をするのはやめてください。
これとは別に、俗に言う‘赤ちゃん言葉’というのは自然に口から出る言葉でもあります。
心から通じ合った人同士だからこそ自分達の弱い部分をさらけだすというひとつの方法です。
しかし、もし貴女が彼と体を重ね合う時にこの赤ちゃん言葉を使っている場合は大きな問題です。
そんなときだからこそ一人の大人として、男と女としての関係性を築いていくべきなのです。
4.男性に責任感を持って行って欲しい事を決める、たとえ間違えてもそのままにしておく
彼が何らかのミスをしても何もせずにいるというのがどれだけ辛いか女性であればわかることです。
こうする事が彼のためであり自分の考えたとおりにいかずとも手出しや口を挟んではいけません。
もし、彼と一緒にディナーへ行こうという約束をしていたとします。
しかし、レストランへの予約電話が遅くなりすぎた為、予約をとることが出来なくなりました。
そうなってしまったことを彼から電話で伝えられたとしたなら、慌てずに次のように言ってください。
「残念だったわね。でも、予定の八時には食事が出来るように待っているわ」
その言葉を聞いた彼は、貴女に対して有り難く感じると共に、自分の行動を反省するはずです。
次に二人で食事をするという予定を立てる時は、この時の気持ちを思い出すのではないでしょうか。
恋人や夫である男性に対して母親のような態度をやめるというのは容易なことではありません。
でも、母親の役を辞めるという事を実践すれば女性らしく、彼氏や夫はより男らしくなっていきます。
