『どちらも本命』の心理

「浮気なんてしません」と言ってくれたら許すのに、どうして「どちらとも同じくらい好き」と平気で言えるのか。

冗談でなく、彼は『両方とも好き』と思っているから。

体目的だけでなく精神的部分でも大切だと考えているのです。

たとえば、あなたは姉御系で、強く凛々しいイメージ。

もう1人は癒し系で、何でも話を聞いてくれるイメージ。

あなたには癒しは求められず、また後者には凛々しさを求めることはできません。

でも、2人と同時に付き合えば、欠けている部分を補える。

このように愛する女性が2人以上いるからこそ、自分が安定すると信じる男性はいます。

この『二股愛』は、お互いに本命がいる状態でスタートする場合が多くあります。

やがて女性は彼と別れてフリーになり、新しい彼を探そうとします。

その彼女にあなたの彼は嫉妬、執着し、いつの間にか本気になっていくのです。

そして実情は、あなたにでも、相手の女性にでもどっちに転んでも愛される彼の1人勝ち。

彼の余裕のある態度が、2人の女性をますますのめり込ませるのです。

二股の関係に結論が出せない男性は、大体が気持ちや状況に流されやすく、仕事や金銭面など様々な約束事にもだらしがないことが多いです。

おそらく恋愛以外の人間関係にも苦労しているでしょう。

もし彼が二股をかけていることが発覚したら、すぐ彼を切り捨てるくらいの態度に出ること。

言い分を聞くのはそれからです。

ここできちんと攻撃しておかないと、「二股かけてもいいんだ」と自分の都合のいいように解釈してしまいます。

また、強気に先制することで、いつも相手に振られる『負け癖』はつきません。

あなたの今後の恋愛において、とても大切なことです。

別れるくらいの勢いを示すと、逆に彼は驚いてあなたに気持ちを向けるかもしれません。

さらに、はっきりと結論が出るまでは、彼とは会わないという持久戦に持ち込むのも有効です。

これもある意味、自分との戦いですが、強い意志で臨めば臨むほど、彼があなたの元に戻ってくる確率は高まります。

優しい、理解ある態度は、この場合は必要ありません。


よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次