“まばたき”でウソを見抜け

男性と女性、どちらがウソをつくのが上手でしょうか。

「どちらが数多くウソを言うか」という意味なら判別が難しいですが、「どちらがより巧妙なウソをつくか」でいえば、女性に軍配が上がるようです。

男性のウソはどちらかというと単純で、その場しのぎになりがち。

そのため追求されると矛盾が出て、すぐばれてしまうことも多いのです。

また、多くの女性は追求が上手であり、深く考えずにつく男性のウソなんてひとたまりもありません。

対して女性は、練りに練ったウソをつく傾向が見られます。

矛盾点が出ないよう頭の中でストーリーを組み立て、ウソの出来事を事細かによどみなくしゃべります。

場合によっては、瞬間的にウソ話を編み出すこともでき、簡単にはボロを出してくれません。

そんな手強い女性のウソを見抜くには、どうすればいいのでしょうか。

話の矛盾点を見つけるのが難しければ、しゃべっている時の様子や表情を観察してみましょう。

人はウソをつく場合、普段よりも早口になり、問いかけに対して受け答えるのが妙に素早くなるといいます。

早口になるのは、何とか取り繕おうと慌てているためで、スラスラしゃべらないと疑われるのではと思うためです。

言葉に詰まると相手が不信に思われるからと、意識してしまうからです。

また、言い直しが多くなったり、妙に説明的になったりした場合も、ウソをついている可能性が高いです。

さらに、“妙な説明口調”とは裏腹に、余計なことをしゃべってボロを出さないよう、話の要点に関わることについては言葉少なになるのも、分かりやすいウソのサインといえます。

彼女ができるだけ話を短く終わらせようとしたら、話の内容が広がって矛盾が生じるのを恐れていると考えられます。

ウソを話している時、人間は無表情になるか、大げさにわざとらしい表情になるかのどちらかです。

前者は表情を読み取られてウソがばれるのを防ぐため、ボーカーフェイスを装っていると考えられ、後者は感情を露わにすることで、自分のウソに真実味を持たせようとしています。

いずれにしても、彼女の表情にいつもと違う空気を感じたら、疑った方がいいかもしれません。

そして、最も分かりやすいウソのサインは「まばたきの回数」です。

緊張や不安を感じたらまばたきが増えるのは、人間の生理的反応だといいます。

会話中、まばたきの回数が急に多くなったと感じたら、緊張や不安を感じていて、どこかにウソが隠されているというわけです。

ただし、ウソを見抜いたといって、相手が素直に認め、謝る保証はありません。

ボロを出したとしても「私のことが信じられないの!?」などと逆ギレし、開き直ることも十分考えられます。


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