行動にはウラとウソがある|安いコーヒーショップに誘うのは?

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男性が同行の女性をリーズナブルなコーヒーショップに誘った場合、その女性に対してさほど興味を持っていないと考えられます。

男性というのは見栄を張る傾向があり、好意を持った女性にはいい格好をみせたがるものです。

それなのに女性を安いコーヒーショップに誘うのは、丁重に扱い気があまりない=そんなに好きではない、と解釈できます。

一方、女性が同じようにした場合は、男性とは逆の意味合いになります。

女性がリーズナブルな店を選ぶのは、同行する相手に対して金銭的負担をあまり掛けさせたくないといった配慮というパターンが多いです。

また、「お金のかかる女性」と思われたくないといった心理もあるでしょう。

お茶ではなくちょっとした食事のケースではどうでしょう。

「2人で初めて」の食事で、男性が高級レストランに誘ってきた場合は多少好意があると見ていいでしょう。

ただし、男性は見栄っ張りなところがあるため、すぐ「特別な感情を持っている」と思わないように。

恋愛感情があるのか、単に「気前がいい男性」と思われたいための行動なのか。

この時点では分かりません。

ただし、「相手を喜ばせたい」という気持ちはあるため、少なくとも悪い感情は持っていないはずです。

対して女性が高級店を選ぶ場合、相手の男性に対して甘い感情はまずない、と考えていいでしょう。

相手の懐具合や好みも考えず、いきなり高級店を希望するのは、単に自分の欲求を満たすためで、「どうせおごってもらうなら、高くて美味しいものを」といった計算が隠されているのでしょう。

ただし、「ここは私におごらせて」などといった展開になったら、相手に対してかなり熱い感情を持っていると思って間違いないでしょう。

では、向かった先がありふれた居酒屋や定食屋、ファミレスだった場合は? 男性からの希望の場合は、ただの女友達以上の感情は持っていない可能性が大です。

さらにその店が、行きつけではなく「たまたま目に留まった」ケースなら、それはもう「君との会食なのだから、大した店じゃなくてもいいだろう」と言われているのと同じです。

一方、女性がありふれた店を希望した場合は、安いコーヒーショップと同様、それなりの好意を抱いていると考えられます。

居酒屋などを選ぶことで「気軽に誘える女性」を演出しつつ、「あなたとゆっくり話せるなら。どこでもOKよ」とアピールしている、と推測できます。

その店がたまたま目についた店でも、(相当投げやりな気分で選んだというのもゼロではありませんが)「2人でちょっと冒険してみよう」「あなたとなら、どんなお店でも楽しめるはず」という思いが隠されているのです。

店の選び方1つでも、相手の思いが透けて見えるものですが、これはあくまでもそう親密ではないカップルの話です。

関係が熟したカップルになると「気を許した彼女に金なんて掛けてられない」「彼氏なんだから、たまには高いものをごちそうして欲しい」などといった感情が生まれますので、一概には判断できなくなります。


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