男性に心の内、胸の内を打ち明けてもらう為の方法

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女性心理学博士の下にケリーとマイケルという喧嘩の絶えない若い夫婦がやってきた時の話です。

ケリーは「いつもいつも同じことの繰り返しなんですよ」と訴えてきました。

・「私は、二人の事についてきちんとマイケルと話がしたいの」

「気にしている事や彼に思いやりが足りないような気がしているとかいうことなの」

「話を切り出そうとするのだけれど、どんな内容でもマイケルはその話しに応じてくれないんです」

「問題は無いと言いくるめたり、関係ない事で上げ足を取ったりだらしないって攻撃してくるの」

「最終的に彼には仲良くやってく気がないって思えて…結婚したのが不思議に思えてくるわ」

博士はケリーに、マイケルと二人で話しをしてもいいかと聞きました。

「マイケル、ケリーから二人について話し合おうと言われた時にどんな風に感じたの?」

・「そうですね。。。」マイケルはとても穏やかに答えてくれました。

「彼女からそう言われた途端彼女が私にどうしてほしいのかわからなくて不安になったんです」

「話をしたいと言われただけなのに自分が何かミスをしたんじゃないかって気がするんだ」

「彼女はとても早口で喋るし、次々に捲し立てるから正直何を言っているのかわからないんです」

「だからとても途方に暮れてしまったような気分になって…もう少しゆっくり話して欲しいんだ」

『ケリーから「どんな気持ちなの?」って聞かれたらどんな気がするのかしら?』博士は尋ねました。

するとこの言葉にマイケルは一瞬ためらいました。

「またミスをするんじゃないかって…とても気が重くなってしまいます」

「困ったことになってしまったって…どうすればいいのかわからなくなってしまいます」

「自分の気持ちをきちんと言わなければならないなんて…それにいつでもわかってる訳じゃない」

「ケリーはすぐに返事を欲しがるけれど、返事が出来ない自分がとても腹立たしいんです」

『そう、それじゃああなたはケリーにどうして欲しいって思っているのかしら』

「…そうだな、もっと私に時間を与えて欲しいんだ。ケリーに待ってもらいたいです」

「彼女が言った事についてじっくりと考えて自分の意見を見極める為の時間が欲しい」

『あなたはケリーに気が重くて不安だとか考える時間をくれとか言うの?』

すると「いえ、まさか」と言ってマイケルは首を横に振りました。

「今まで、こんなことには気付きませんでした。本心を言えばくだらないなと思っているんです」

「彼女に対して辛辣な言葉や、問題のあるのは彼女だと言ったり腹を立てたりしていました…」

「打ち切りにしろと言って彼女を脅迫しようとしたことさえあるんです」

「その間に自分の気持ちを落ち着かせて答えを見つけ出せると」

ー自分の気持ちを表現できない男性を隠そうとするあまり妻との話し合いを避けてしまう男性ー

マイケルはそうした男性達の典型的な、完璧な見本だったのです。

ケリーが部屋に戻って、博士がマイケルの行動について説明すると彼女は胸を撫で下ろしました。

「マイケルが私のことをあまり愛していないのではないかと思っていました」と打ち明けたのです。

「けれど愛していないからではなく、窮地に追い込まれて不安だったから避けてたとわかりました」

ケリーは次に掲げることになるアドバイスを実行していくことにしました。

「自分の気持ちを考えるのに時間が掛かる時には、きちんとケリーに言う」とマイケルも言いました。

そして何度かのカウンセリングをしたあと、最後に彼らと話しをする機会がありました。

二人からお互いの気持ちを伝えあう方法が上手になってきたという報告を受けたのだそうです。

(1)‘あなたの気持ちを一気に発散させ返事を待って彼氏や夫を困らせてはいけません

慌てることなくゆっくりと話をして、話の要点をはっきりさせましょう’

英語を学んでいる外国人に話しかける時、あなたは一言ずつゆっくりと話しかけるでしょう。

彼氏や夫と話をするときもそれと同じなのです。

ただ、教養のない人みたいに男性に話しかけるように言っているわけではありません。

ダラダラと話すより慌てずに自分の言いたい事をはっきりと言うほうが役に立つからです。

こうすれば彼は途方に暮れることなく自分自身の気持ちを確認できる時間を得られるのです。

沈黙という静けさがあるのはなにも悪いことではありませんーそれを言葉で埋めると逆効果です。

時折夫や恋人が黙ってもそれはけっしてあなたを無視しているのではありません。

彼は頭の中で受け取った情報を整理しながら自らの感情と接触させようとしているのです。

良くない言い方…「まったく、あなたは煮え切らない人ね」と非難してしまうのはいけません。

彼にその気があってもなくても自分の意見に対して返事を要求してしまう。

彼が返事を返すまで騒ぎ立てて家中をついて歩いたりする。

そして「私の言う事なんて聞いてくれない」と言って喚いたりしてしまう。

良い言い方…「色んな事を言ってしまったけれど驚いた?ちょっとひと休みしましょ」

「きっと落ち着いて話し合うことが出来るわ。愛しているの。だからこの問題だってきっと片付くわ」

(2)‘彼氏や夫を理性世界から感情世界へ移動させる方法として彼の体に触れてみる’

‘手を握ったり、抱きしめたり、腕に手を置くなどといった方法をしてみる’

彼を自分の気持ちや感情に気づかせる方法としてこれらは簡単で即効性があるものです。

男性というのは肉体的反応が強い為、女性が体に触れたら感情を交えない思考を抜け出します。

そして、感受性が鋭くなって傷つきやすい状態へと変わることが出来るのです。

例えば、彼が自分の気持ちを発言したりあなたの話を聞くのに苦労しているのに気付いたとします。

そんな時は「少しの間話さないでいて」と彼に言ってあげるのです。

すると、ちょっとの間に二人の会話エネルギーを知的な物から愛情に満ちたものへと移動できます。

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