「私は、スーザンと一年以上もデートを重ねてきたけれど、彼女は未だに元彼の話をするんだ」
「何かする時元彼よりも上手くやると二人を比べるし元彼と似たような事をすれば二人に立腹する」
「だからいつも彼女と私との間にはいつだって元彼がいるような気がしてならないんだ」
・「付き合っている女性なんかにこれまでのえっちの話をされるのがたまらなく嫌なんだ」
「えっち体験のない子と付き合っていると自分に言い聞かせているわけではないんだけれどね」
「誰のなにがどうだっただの、えっちが下手だっていう話をされると耳を塞ぎたくなってしまう」
「これまで彼女が付き合ってきた男の事を考えたらそういう気すら起こらなくなってしまうよ」
貴女の夫やお付き合いをしている彼氏は、元彼や元夫の話など聞きたがってはいません。
こうした現実を直視するべき時が来たのです。
もしそうした話題を持ち出したとしても、彼はそのことを大目に見てくれているかも知れません。
ですが、心の中では聞きたくない話を聞かされげんなりとしているのです。
過去に付き合っていた男性の話を聞きたくない訳は、あなたにもきちんとわかるはずです。
ですが、欠点という話題は男性をいい気分になどしてはくれないのです。
貴女が過去の夫や彼氏の欠点をあれこれ言ってしまえば、男性の心の内はこう考えてしまいます。
「その男達はつまらない奴だったんだな。それが趣味なのか…俺も仲間か?そういうことなんだな」
女性は「私が過去に付き合った男性の欠点を言えば彼を嫌っているとわかり、嬉しく思うはず」
このように思うかもしれませんが、現実はそうではありません。
男性は逆に、女性の心の奥にある執念深さの一面を垣間見て驚いてしまうのです。
ここで思い出して欲しいのが、男性がどれだけ批判に対して傷つきやすいかということです。
別の男性に対してであれあなたが相手を悪いように言えば彼は無意識の内にこう考えるはずです。
「過去の男に怒っているなら自分も危ないかもしれない。彼女からの愛は考えた方がよさそうだな」
ある男性は「彼女が過去の男を批判する度、私は苛立って彼を弁護してやりたくなるんだ」
「彼女の彼に対する怒りは理解できるけど、それがいつ自分に向いてくるか怖くなってしまうんだ」
自分の心にしまって、溜め込んでいる不満や怒りを外へ出して解消させるのはとても大切です。
ですが、そうした気持ちを助けてくれる相手は今付き合っている彼氏や夫ではないのです。
このような過ちを犯すのは、付き合い始めたばかりで過去の男性より愛されていると感じた時です。
今の彼の愛情に満足して安心しきって過去の話を始めて傷を癒せばあなたは気が楽になります。
しかし、そうした過去の聞かされる彼の方はうんざりしてしまうというリスクを冒しているのです。
女性は元彼や元夫の悪口を言い、彼氏や夫に自分をどう扱って欲しいかほのめかす事もあります。
「ドンは、誕生日でない限り私にプレゼントやカードを贈ってきてはくれなかったの」
「私はそういう彼の情熱や甘美のなさが嫌いだったわ」
とある女性は新しい彼に過去の恋人についてこのように言います。
しかし、この言葉の真の意味合いは次のようなものなのです。
「私がどんな事で満足するかを知っておいて。もっとプレゼントやカードを贈ってきてほしいのよ」
女性達は、自分が求めるものや必要なものを彼氏や夫に言わずにこうした形でそっと告げます。
もし貴女が過去の恋人や夫に対して不満を持っているなら心の傷を取り除くようにしてください。
それについて今の彼や夫と話し合ってはならないというわけではありません。
自分自身の不満解消のはけ口として夫や彼氏を利用してはいけないということです。
過去の恋人や夫に対する不満感や怒りを抱えている間はその関係が継続している事になります。
今の彼氏や夫である男性は、暗い感情を消そうとしているあなたを尊重して信頼してくれるでしょう。
自分が何かを欲しいと思ったらほのめかしたりあて付けるような言い方をしてはいけません。
相手にこうしてほしいんだと素直に言って、相手にも素直に言ってもらいましょう。