女性心理学博士が過去に行った行為、ほとんどの女性がしている行為を彼女はこう呼んでいます。
‘相手の男性との自分自身の持つ気持ちの隙間を埋める’です。
女性というのは、男性との関係についてあるひとつのイメージを持っているものなのです。
自分の望みどおりの男性が見つかったら、自分の描いている理想通りの関係を築き始めます。
この行為は、相手となった男性に次のような言葉を投げかけているようなものです。
・「あなたはね、ただそこにいるだけでいいの。必要な事は私がすべてしてあげる」
「絆だって私が深くしてあげるし、何を話して何をするべきか、どこへ進むべきかも私が決めるの」
「そう、あなたは私のステキな恋人になってくれればそれでいいのよ」
この行為でリスクがあるとすれば、己との関係性を築いていくのと何ら変わらないという事です。
女性は、男性との関係をよく見せようとするあまり、二人で築き上げたんだと思ってしまうものです。
しかし、現実はあなただけが演じている芝居で、相手の男性はそれを見ているだけとも言えます。
次に挙げるのは、恋人や夫の気持ちを埋める為に行う方法についてです。
もしかすると、貴女自身もこの中に出てくる事のひとつ、または全てを行っているかもしれません。
ex.1二人きりで過ごすための時間-「何をしたいかは私にまかせてちょうだい」
恋人や夫である男性と二人で過ごす時、何をするのかを考案するのはほとんど貴女自身だ。
・貴女が自分で新聞を読み、そこで見つけたイベントなどに彼を誘う
・週末をどんな風に過ごしたいかについて貴女から彼に色々と話す
・貴女自身が翌週の予定や翌月について、休暇期間や特別な時の計画を事前に立てておく
・友人宅に集まったり、親戚の家に連絡をするのは貴女の方である
・レストランで食事するとき、楽しい事、面白そうなことをしたみたいと考案するのは貴女だ
ex.2「体を重ね合わせる」ための隙間を埋める
男性と体を重ねあうことを求めたり、男性の体へ触れるのはあなたのほうである
・貴女から積極的に手を伸ばしたり挑発や相手を抱きしめたりする
・街中を歩いていたり、テレビ鑑賞や映画館などで貴女の方から男性の手を握る
・貴女自身から体を重ねる事を求めたり、あるいはその回数について不満を言う
・夜になって寝室へ行く時、彼ではなく貴女からすり寄っていく
ex.3彼との絆を深めたいと思って。。。
彼との絆をより深めたいと考えているのは貴女のほうだ
・「最近ステキな時間を二人きりで過ごしていない」と貴女から言う
・彼からではなく、貴女自身からお互いの気持ちについて話しましょうと持ちかける
・お互いの将来について、婚約についての話は貴女から切り出す
・二人のムードを盛り上げる為に音楽を選んだりキャンドルを使って特別な夜を作り出す
・カードやメモ、贈り物をしたり、彼への手紙を書いて渡すのは貴女のほうからだ
・彼氏や夫となる男性と喧嘩をしてしまった時、仲直りする為に近づくのはほとんど貴女だ
ex.4「コミュニケーションを取る為の隙間」を埋める為に。。。
彼氏や夫との意思疎通をはかるのはほとんど貴女だ
・夫や彼氏と一緒にいるときには、男性よりも貴女のほうがよくしゃべる
・彼から貴女について質問されることよりも貴女から彼へ質問していくことのほうが多い
・彼氏や夫が何も話さず黙っていると「何を考えているの。。。?」とそれとなく探りを入れてしまう
・彼が何の反応も示さない時は「もしかしてこんなふうに思ってる?」と提案してみる
・男性が自分の口から何も話さない時、どう考えるのだろうかと自分なりに先読みをする
・男性が自分の母親・子供・社員に話す時に、適切な助言をして語るべき事を教える
ex.5「二人の関係がマンネリ化しないように頑張っている」のは?
二人に創造的なことをもってくるのはほとんどが貴女からだ
・二人で話し合うための発案や発想を先に持ち出してくるのは貴女だ
・お互いの関係性や部屋をどう飾るか、変化させる為の提案を持ち出すのはほとんど貴女だ
・新しく出た本や料理、音楽については彼からではなく貴女から紹介をしている
これらは、二人の関係をよくする為に誰かしら行っている方法であると言えます。
しかし、これを実践するのが貴女からばかりなら貴女自身が二人の隙間を埋めている事になります。