貴女は、自分の親から次のような事を言われた記憶は無いでしょうか。
「成績が良いことはとても喜ばしいけれど、私だったら人には自慢しないわ。」
「女の子なら控えめが大切よ」
「男の人がいる場所ではね、頭の良さをアピールしてはいけない。」
「そうしなければデートに誘いたいって思ってもらえないわ」
「相手の男性を上手におだててあげて、自分の方が頭が良いんだって思わせてあげるの」
女性心理学博士が中学生時代に、彼女の母親にこのようなことを言われていたのだそうです。
「就職して、仕事場での業績を上げていくほど、人からは妬まれるし友人たちも減っていくわ」
「自分の才能を見せびらかして、周りから嫌な人だなって思われないように気をつけなければ」
どこの家庭の母親と同じように、彼女の母親も彼女を思ったうえで言った言葉なのです。
毎日の暮らしの中で、彼女の母が言っていたような事が無かったとは言えないです。
ですが、彼女の母も同じように自分の母親から教わってきたことなのです。
子供時代に身に付けてきたことを自分の子供たちに伝えてきただけだといえます。
女性は偉そうに見られてしまうと、女性らしくないとか魅力が無いという考え方があったからです。