彼女との仲をぐっと深める効果

お互い険悪な仲の関係性は、実は心理学的には理に適っているようです。

自分のことを嫌いな相手に対しては誰しも好意を感じづらく、相互嫌悪は人間にとって自然な感情の動きで、第三者から「あの人は君のことあまり好ましく思っていない」と聞かされるだけでも、相手に悪い感情をもってしまうものです。

反対に、自分に対して好意を持ってくれる相手には、こちらも無条件で好意を持ってしまうのも証明されています。

自分によい感情を持ってくれる相手とはリラックスでき、好ましい印象を持ちやすいです。

この法則からすると、意中の女性と話をする機会があったら、周囲の人にあらかじめ「彼、あなたに好意を持ってるみたいよ」とささやいてもらうといいでしょう。

それだけで不思議と打ち解けた態度で対応してくれ、好感度アップが期待できるのです。このやり方で相手からそれなりの好意を持ってもらえたとしましょう。

次の作戦は「好きだ」と事あるごとに伝えてみることです。

「まだ数回しか話していないのに、ウソっぽいと思われやしないか」と考えてしまいがちですが、意外とこれが効果的で、「とても信じられない」と初めは思っていても、何度もなく同じことを言われるうちに、その言葉を信じるようになるそうです。

これは、同じ内容を繰り返し聞いていると、いつしか説得されてしまう“スリーパー効果”といわれる心の動きが働いています。

つまり「もう少し信頼関係が築かれてから」とタイミングを見計らうのではなく、素早い行動に出るのが吉というわけです。

魅力的な異性がいたら、まず周囲に根回しをして好感度アップを狙い、その後は「好きだ」と言い切って、積極的なアプローチを試みることが、恋愛の勝者となる奥義といえます。