女性心理学者がこうした秘密を知ったのは、現在付き合っている男性のおかげであり、大きな発見でもありました。
まだ一緒に暮らす前、二人は愛し始めたが彼女自身がさほど興奮していないことに気付きました。
なぜなら、いつもはとても熱いのにそうならないことに不思議さを感じていたのです。
いつも受けている彼の愛撫が気持ち良くなく、彼自身も夢中になっていないようなのです。
少しずつ機嫌が悪くなっていった彼女は、とうとう起き上がって彼にこう訴えました。
「ねぇ、ほんとに私と愛しあいたいって考えてる?」「あぁ、君のことが欲しくてたまらないんだよ」
「けれど、いつもと違って本当に愛撫を楽しんでいる風に思えないの。どうかしたのかしら?」
彼女の質問に彼は少しの間沈黙しましたが、やがて恥ずかしそうにこう言いました。
「正直な事を言うと面倒なところもあるけれど、でも本気になってるんだ」
「なぜその事を言ってくれなかったの?」 (さらに…)