アメリカのビジネスマンは、クライアントと洒落たレストランでランチを共にしながら、ビジネスの話をする人が多いようですが、この“ランチョン・テクニック”は心理学的にも有効な方法で、食事を楽しみながらの交渉は成功しやすいとされています。
美味しいものを食べるというのは、誰でも心地よいことで、一緒に体験した相手に対しては、好感度が上がります。
さらに、相手の意見にも共感を覚えやすくなり、説得に応じやすくなるようです。
ある事柄についての評論文を、一方のグループには軽食を提供しながら読ませ、もう一方には飲食させずに読ませてみる実験を行ったところ、前者のグループの方が論文に対して賛同する人が圧倒的に多かったそうです。 (さらに…)