夫婦ゲンカの最終手段!?

夫婦ゲンカが勃発したら、妻の怒りをできるだけ燃え上がらせないことが重要です。

特に怒っている人は、自分の放った言葉によってさらに興奮が高まり、怒りの炎をより燃え上がらせてしまうところがあります。

これを避けるには、相手がより過激な暴言を投げつける前に、何とかなだめるようにしたいですが、そのために妻の怒りのサインを逃さず、キャッチすることです。

妻の手がグーになった時は要注意。

それは本気モードに突入すべく緊張が高まっている証拠です。

この時点で言葉を尽くし、上手になだめるようにしないと、やっかいな事態になりかねません。

それでも怒りが収まらず、体をぷるぷる震わせ始めたら……「攻撃したい」という動物的本能と「何とか我慢しよう」という理性がぶつかり合っている現象であり、ここまできたらどんな言葉を掛けてもほとんど無駄でしょう。

できるだけ爆発を小さくする方が賢明です。

いわゆる「やつあたり」させることで、感情を小爆発させ、怒りを解消させるのです。

攻撃の対象は、皿でもグラスでも、いらない置物でもかまいません。

壊れてもさほど困らないものに犠牲になってもらいましょう。

後片付けが面倒かもしれませんが、ケガするよりはマシです。

沸点がとても低く、安い皿や置物を凶器にしてしまう場合は……残念ですが、DV相談室に電話するか、弁護士事務所に離婚の相談するかになるでしょう。