何気ない仕草が、その時の気持ちのサインとなることがあります。
仕草は時に、言葉で語る以上に気持ちを漏らしてしまうものです。
特に女性でよく見られるのが、頬杖をついたり、腕で自分を抱きかかえたり、髪の毛を触ったりする仕草です。
こういったことを女性がしているのは、自分自身が体を触ることで癒されようとしているのです。
また、人は興奮した時や動揺している時には、手に頬を当てる動作をすることが多々あり、頬の熱を冷まそうとするかのような仕草は、これまた自身に触れることで高ぶった気持ちを静めようとしているのです。
女性が頬を両手に挟む仕草は、感情が高ぶって今の状況に陶酔していると考えられます。
もし、バーで1人飲んでいる女性に声をかけ、話が盛り上がってきたところで彼女が頬に手を当てたら、ハイテンションになっている証拠。
癒しを感じさせるような優しい言葉をかけたら、親密度が高くなるでしょう。
一方、精神的安心感を得たい時によく見られるのが、唇を触れる仕草です。
これは、かつて母親のお乳を吸っていた幸福感の体験から、無意識で表れる仕草です。
それも、悔しかったり怒りを感じたりなど、不快な感情を持った時に表れるとされています。
人は、不快な感情に見舞われた時、かつて母親のお乳を飲んだ時の、至高の安心感を求め、自ら唇に刺激を与えてしまうのです。
もし、バーで声をかけた女性と会話を続け、彼女がしきりに手を唇に触れるようになったら……あなた自身を不愉快に思っているサインの可能性がありますから、露骨に誘わなかったかなど反省しつつ、静かに退散した方がいいかもしれません。
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