男性が大切にしたい女性

 

「放っておけない」「また会いたい」「なぜかずっと一緒にいたいと思う」男性にそう思わせるかどうかの『境目』は、実に小さなものです。

ピンチを切り抜ける強さ

20代も折り返した男性達が、ふとした瞬間に心奪われるのが、いざという時にピンチを力強く切り抜ける女性です。

人間関係のトラブル、仕事、受験、資格試験、転職、リストラ、事故、病気、家庭の問題……困難にも果敢に挑む女性の力強さと図太さが、男性の心を鷲掴みするのです。

男性をリードする強さを発揮する女性もいます。

切羽詰まった時に、冷静に解決策を考え、実行に移す。

追い込まれても耐え、最後には乗り越える。『つぶれない女』は、男性を虜にするための重要な要素です。

このタイプは、男性に本当の安らぎをプレゼントすることができます。

自分がピンチの時は、男性も誰かに頼りたいものです。

何から何まで守ってあげるだけでなく、時には頼ることができる。

そんな女性にこそ、男性は安心して心を預けます。

大人の女性はかわいいだけではなく、ピンチを自力で切り抜ける強さを兼ね備えてこそ、恋愛も結婚も断然有利になります。

小さな約束をきちんと覚えている

忙しい毎日の中で、何気なく交わした小さな約束を覚えている人に、信頼を寄せてしまうものです。

約束として成立したかどうか分からない、独り言に近いようなことでも覚えてくれたと分かった瞬間、人は『絆』と感じます。

「些細なことまで気にしてくれているんだな」と嬉しくなるのです。

しかし、注意しなければならないことが1つ。

「自分がやってあげているのだから、私のためにいろいろやってほしい」と、見返りを求める気持ちを露わにすることです。

特に付き合うかどうか分からない、恋愛の前段階の時期は縛られたり、義務を課せられたりすることを嫌がります。

くれぐれも「見返りをもらう」という期待はしないこと。じっと見つめて『好き好き光線』を発射しないことです。

彼にために何かしてあげることが楽しい。

彼との小さな約束を守ることが嬉しいから約束を守る。

その気持ちを忘れないよう、『ついで感』を意識しましょう。

なかなか会えなくても「次会うまでがんばる」と言える

男性は、2人で会えない時、恋愛に依存しない、自分の時間を楽しんで過ごす女性が好きです。

勝手な都合かもしれませんが、自分の時間と恋愛をきちんと分けられる女性と「一緒にいたい」と思うのです。

彼が「今、本当に仕事が忙しいんだ。結果を出さないといけないからしばらく会えない。ごめん」と言ってきたら、彼を信じましょう。

「もしかして、他に好きな人が?」「私のこと、飽きたの?」と思うかもしれません。

でも、彼のことを心から信じる事が出来れば、気分はもっと楽になるはず。

そして、彼には「次に会えるまで、私もがんばる。だからあなたもがんばって」と言いましょう。

きっと彼の後ろめたさは吹き飛ぶはずです。

そして、ふとあなたのことを思い出しては「俺を待ってくれている彼女のためにもがんばらないと!」と温かい気持ちになるものです。

いわゆる『働き盛り』の年代は、とてつもなく忙しい時期でもあります。

仕事の時間を快適に過ごしていたら、恋愛に向き合う気持ちや態度も前向きになるでしょう。

逆に、仕事で苛立つことがあったり、大きな不安を感じていたり、疲れを抱えていたりしたら、恋愛どころではありません。

ですから、デート中でもちょっとしたことで男性は怒ったり、「どうせ俺なんて……」と卑屈になったりします。

2人の時間を楽しいものになるよう、彼が仕事に集中したいと思った時は、彼の気持ちを尊重してあげましょう。

そして、心に余裕ができた時、2人で思い切り楽しみましょう。

そのためにも、『自分の時間』と『恋愛の時間』の切り替えがきっちりでき、どちらも楽しめる女性でいて下さい。

小さな『ワクワク』を見つけられる

人生を楽しんでいる人には『躍動的なオーラ』が宿りますが、日々何も面白がらない人は、どこか面白味のない人として、他人の目には映ります。

恋をしたいのなら、面白いことをたくさん見つけましょう。

対象はなんでもいいです。

仕事、趣味、遊び、スポーツ、自分で心がワクワクしていることを自覚するものです。

そして、そのような時間を1日のうち1分でも長く持てるよう、心がけてみましょう。

あなたが面白がって毎日を過ごすほど、心の栄養は貯まり、表情に楽しさがあふれ出るようになります。

それが人を惹きつけるのです。

面白味もなく、ストレスだらけの生活を過ごしていると、あなたの心だけでなく、恋愛力も枯れていってしまいます。

面白いことを待っているだけでなく、自分から捕まえにいきましょう。

小さなことから『ワクワク』を見つけるのです。そこで活用したいのが『手帳』です。

朝、手帳を開いて『今日のお楽しみ』を1つ書き込んでみましょう。

やりたいこと、やってみたいことを書き込むことによって、「今日、私は何をしたいのか? 何がやりたいのか?」を意識するようになります。

この仕事はあなたにしかできない、あなたのための仕事です。

自分の恋をハッピーなものにするための重要な仕事だと思って、ぜひ習慣化しましょう。

裏表がなく、『信頼』できる

男性が最も嫌うのが、『裏表のある女性』です。

交際後や結婚後に、ガラリと豹変する女性がいることを男性は知っています。

離婚した人の話やその原因を聞きながら、「同じ轍は踏みたくない」と思い、「そのためにはどうすればいいか」を考え始めるのです。

いくら魅力と知性があっても、『豹変』『裏表の差が激しい』女性だけは、なんとしても避けたいのです。

裏表がないことをアピールするには、どうすればいいでしょう?

まずは、過去の付き合いが長かったことを話しましょう。

「相手の嫌な部分やわがままを許して、泣き寝入りはできないけど、直してくれるまできちんと向き合うし、すぐには嫌いにならない。それよりできるだけいいところを見ようとする」ということを伝えましょう。

「私には裏表はないから」と言い放ち、「言葉の裏を読んでくれないと拗ねるような面倒くさいことはしないし、できない。いつでも直球で話すから」と畳み込むのもいいでしょう。

小悪魔はほどほどにして、『一生ものの恋愛』には裏表のなさをアピールしましょう。

たまには『嫉妬』して欲しい

大切なのは、普段はきわめて穏やかで、束縛したり疑ったりしない女性だということです。

そんな女性がたまに嫉妬してくれるからこそ、男性は「愛されているのだな」と実感できるのです。

いつも「どこに行くの?」「いつ帰るの?」「誰と会っていたの?」と根掘り葉掘り聞き、彼の女友達全員を疑ってかかるような習性ですと、ますます気持ちは遠ざかってしまいます。

普段は大らかな女性がたまにする嫉妬とは、昔の彼女に対しての軽いものや、彼が仕事で出会う異性へのものです。

バレンタインで誰からチョコレートをもらおうが、誕生日にプレゼントをもらおうが嫉妬しないというのはあまりお勧めしません。

「俺は嫉妬すらしてもらえない」と拗ねてしまう場合があるからです。

そして、そんな彼の気持ちにも気づかない、もしくはたとえ気づいたとしても「自信のない男は嫌」と冷たく突き放してしまう女性もいます。

彼は「女々しいと思われたくない」と必死に耐えますが、「彼女に愛されていない」という喪失感は残るため、極端な場合、浮気に走ることも無きにしも非ずです。

満たされない心を他の女性で埋めようとするのです。

全ての男性に当てはまるわけではありませんが、可能性があることだけは覚えておきましょう。

怒るツボ・怒り方・納得の仕方

男性は恋に落ち、接近していく過程で、次のことを考えます。

「彼女の怒るツボはどこだろう?」「どんな怒り方をするの?」「どのように納得するのだろう?」そして、女性の怒りに出くわした瞬間、うまく対抗できるか、振る舞えるかを予測するのです。

怒るタイミングや引き際がいい女性は、長く付き合ったり結婚したりする上で、かなりの優良物件として映ります。

怒るポイントは個人で違ってきますが、重要なのは「常識の範囲」かどうか。

「そんなところで怒る必要ないよね?」と、多くの人が思うような場面で怒らないことが大切です。

また、「そんなに大げさに怒らなくても……」と感じさせる怒り方をしたり、相手が謝っているのにいつまでも怒り続けたり、実際に掴みかかってきたり、ずっと拗ねたりするのはあまりよくありません。

男女の仲だけでなく、人間関係全般に言えることです。

怒り方のポイントやその方法が、「ちょっと違うのでは?」と相手が感じた瞬間、「この人とは分かり合えないかもしれない」と距離を感じてしまうのです。

「自分は何に怒っているか」「どんな怒り方をしているか」「怒りをどの程度引きずっているか」を常に客観的な目で見ることも必要でしょう。

それが分からない場合は、家族や友人などに自分の怒りのツボや怒り方をたずねてみるのもいいでしょう。

いつも怒りを我慢している必要はありません。

的確な場面で的確に怒り、サッと切り上げる。このバランスに男性はグッとくるのです。

時には『男性的思考』になれる

男性が女性に『女らしさ』を求めることは事実です。

しかし、いざという時、男性的思考に切り替えられる女性に惹かれることもまた、事実。人生にはいろいろな困難が降りかかってきます。

恋愛を楽しむだけではやっていけないこともあるでしょう。

結婚生活は二人三脚で乗り越えるパワーが必要です。

これは決して、男性のような力強さや攻撃力を必要としているわけではありません。

どんな時も諦めず、突破するためのアイデアを出し続ける習慣を身に付けるということです。

諦めた瞬間、人間の成長は止まります。

サッカー女子W杯でPK戦の末、初優勝した『なでしこジャパン』のように、どんなにピンチに立たされても、最後の最後まで粘り強く立ち向かう強さこそ、男性が憧れる力です。

言い換えると、甘ったれない、へこたれない女性といえます。

普段は穏やかで、楽天的な性格は、家庭の雰囲気をよくするためには欠かせません。

しかし、それだけではいざという時に何も対策を練ることができません。

守ってもらおうと頼るだけでなく、現実を冷静に見つめ、「どうすれば突破できるか」を常に考え、提案できるようにしましょう。

彼はより一層、あなたを結婚相手に選びたくなるはずです。

自分の友達に好かれる

自分の大切な男友達と仲良くできる女性に、男性は「『素』の自分を見せても、彼女は愛し続けるだろう」と思うのです。逆に相性が悪いことが分かると一気に不安になります。

友達思いの彼であれば、女性との付き合いにブレーキをかける可能性もあります。

恋の始まりにおいては、彼はもちろんですが、彼の友達にも好印象を与えるように努めましょう。

難しいことをやれというのではありません。

『個性』はいつもより控えめに、明るく、そして笑顔で元気よく受け答えするだけです。

お皿を配ったり飲み物を注いだり、何かできることを積極的にやってみましょう。

その際、「何か面白いことを話さなきゃ」「賢く見せなきゃ」などの気負いは捨てましょう。

初対面は緊張の瞬間です。

知らない人からの視線を一気に注がれるのですから、気後れもするでしょう。

けれど、『面接』ではなく『歓迎』の場です。

気軽に構えて、にこやかに笑顔を絶やさないよう心がけましょう。彼の友人や仲間を彼の『家族』だと思って、打ち解ければいいのです。

自分の殻を脱ぎ、突っ込む隙を見せ、親近感を醸し出す女性を目指し、彼の友達を受け入れましょう。

みんなもあなたに受け入れて欲しいと思っています。

時間をかけて『個性』をさらけ出し、さらに打ち解けていくのです。

時には肉体労働も

キャンプでバーベキューをしたり、アウトドアスポーツをしたりする時、率先して荷物を運ぶ女性は、結婚適齢期の男性の心を掴みます。

自分で持てるものは率先して持ち運ぶようにしましょう。

男性が「俺が持つよ」と言ったら、「大丈夫だよ、持てるから。ありがとう」とさわやかにお礼を言いましょう。

好きになり始めた女性が肉体労働を買って出る姿を見ると、男性は少しホッとします。

結婚して一緒に生活を始めたら、時には力仕事も必要になることがあるでしょう。

そういうときにもテキパキとこなしてくれるだろうなと、想像できるからです。

肉体的な性差で男性に頼らざるを得ない場合もありますが、「力仕事は男性の仕事」と決めつけ、一切手を出さないのはマイナスポイントです。

付き合って間もない頃は、男性も尽くし甲斐があって、守ってあげたくなるのですが、その状態がずっと続くと次第に疲れ始めます。

もし、男性が両手いっぱいの荷物を抱えている時は、「持てる分は持つよ」と手助けしましょう。

また、ドライブなどで「家まで車で迎えに来てもらうのが当たり前」と思っていたら、なるべく効率よく現地に辿り着けるよう、途中の駅まで電車で行き、途中でピックアップしてもらうなど、ドライバーの男性が負担を減らす方法を提案しましょう。

積極的に体を動かす女性に、男性は惹かれます。

同じようにはしゃいで、適度に悪ふざけ

かしこまった立ち居振る舞いの後、『子どものようにはしゃぐ時間』を見せると、2人の心の距離はグッと縮まります。

男性がリラックスし、2人の時間を心地よいと感じ始めるのです。

大人になると、好きな人になかなか『素の自分』を見せられません。

いつまでも敬語で話したり、ビジネスライクに接したりして、硬さが残ってしまいます。

その壁を破り、人と人との付き合いをするためにも、はしゃぐ時間が必要なのです。

大人の付き合いは、ぎすぎすした時間がどうしても多くなり、心をすり減らすことが増えてきます。

そんな時間で傷ついた心を、二人の時間で癒すのです。

『本当の自分』を取り戻し、満たされた時間を与えてくれるあなたへの愛を、彼は深めていくのです。

気になる人ができたら、ぜひこんな時間を作ってみて下さい。

それが彼の心を修復することに繋がり、彼にとってあなたは必ずいてほしい存在になるはずです。

きちんと告白させてくれる

真面目で一途な女性ほど感情のコントロールが効かず、先走ってしまいがち。

その結果、告白されていないのに酔った勢いでキスしてしまったり、お泊まりしてしまったり。

それで「交際がスタートした」と思い込んでしまうのですが、実際はその通りにいかず、傷つくのです。

「恋は攻めないと」といいますが、『攻め』の意味をはき違えてはいけません。

恋愛に必要な『攻め』は、「気持ちをきちんと言葉にして、お互いに交際宣言をする」ことです。

体の関係を持ったかどうかは、真剣に交際している判断基準にはなりません。

正しい『攻め』はとても簡単。

男性は雰囲気やムードに弱いですから、人の少ない場所や夜景のきれいな場所に行くだけで、告白したい精神状態になります。

特に屋外がいいでしょう。

お酒の力を借りて深夜のバーで語り合うより、彼を開放的で素直な気持ちにさせてくれます。

むしろお酒の力を借りるのはおすすめできません。

アルコールは男性の『下心』を引き出し、記憶を鈍らせるからです。

ひどい時には肩を抱いたことさえ覚えていないことがあります。

誘い方は、「夕日が見える場所に行ってみたいな」「近くに夜景のきれいな場所があるみたいだから、行ってみない?」とさりげなく言えばいいのです。

「告白させるように仕向けている」と勘ぐられることはないでしょう。

ここで1つ。

結婚したい、ずっと大切にしたいという意味での告白は「好きだよ」という言葉だけでは不十分です。

「彼女になってくれませんか?」「付き合って下さい」など、きちんとした『恋愛契約』を結ぶことです。

「好き」は『遊びの恋』に誘う時にも使う言葉です。

「俺と今夜寝ようよ」と言う意味も含まれますから注意が必要です。

もし、相手が「好き」と言ってきたら、「どんな風に?」「私とどんな関係になりたいの?」と聞き返しましょう。

きちんと付き合いたいのかそうでないのかを言葉にしてもらえば、あなたが傷つくことはありません。

本気で付き合いたいのに『付き合う』約束もせず、友達以上恋人未満で、体の関係を楽しむ場合もある男性に本気になるのは、時間と労力の無駄です。

男性には必ず「付き合って欲しい」と宣言させて下さい。

そのための舞台をさりげなく設けられさえすれば、運命の相手を手にすることができます。

ほどよく特別扱い

まだ付き合うかどうか分からないけど、友達にしては仲がいいし、頻繁に会ってメールのやり取りもしている、という微妙な関係だと仮定して、『次の一手』をどう進めたらいいでしょう?

それは、さりげなく彼にあなたを『特別扱い』させることです。

「たくさん出会いがありそうよね。いつもより楽しそう」と、できればほんの少し皮肉っぽく、それでいて笑顔で投げかけてみましょう。

これは、「私はあなたにとってどんな存在なの?」という問いかけになります。

少し『嫉妬』を感じさせる言葉が、実は男心には心地よく聞こえるのです。

なんとなく必要とされている気がして、「少しは特別扱いしないと失礼かな?」という気分にもなります。

ここで大切なことは、『被害者顔』をしないことです。

「私なんてどうでもいいんでしょ」「なんだか大事にされていない気がする」「受け答えが適当」などは厳禁です。

重たい雰囲気を醸し出した瞬間、あなたは『面倒くさい人』になってしまいます。

何気ない言葉の使い方1つで、その後の運命を大きく左右してしまいますので注意しましょう。

ほのかに嫉妬を匂わせる言葉を明るく言って、男心をくすぐり、恋を一歩先の段階に進めて下さい。

『ほぼ同じ』タイミングで会いたがる

『会いたくなる周期』がほぼ同じなカップルは、実に幸せな恋愛期間を過ごせます。

どちらかが寂しさを感じることなく、またどちらかが飽きを感じることがないからです。

3日に一度は会いたい人と2週間に一度で十分だという人とが交際すると、会う会わないで衝突する機会が増えます。

できれば絶妙のタイミングで求め合えるような恋愛をしたいもの。

『会いたくなる周期』がほぼ重なる簡単な方法があります。

彼が会いたいと思うタイミングに、まず偶然を装って合わせるのです。

たとえば「会いたい」と彼が言った時、「私も『会いたいな』と思っていたところなの」と言ってみるだけでいいのです。

「ああ、俺が会いたいと思うのと同じ時に会いたがってくれるんだな」と彼はそう理解し、安心するはずです。

もちろん1ヶ月も2ヶ月も(遠距離恋愛は別にして)、待たされる状況に合わせるのはよくないでしょう。

間隔の空きすぎは自然消滅を招くだけです。少なくとも10日に1回は会える関係を目指しましょう。

また、交際開始から2~3ヶ月の間は、「私もすごく会いたいなと思っていたところなの」との言葉を常に用意し、彼が望むであろう間隔で「会いたい」と言いましょう。

仕事の都合が合わなくて、会えない結果になっても、言葉できちんと「会いたい」と言ってみることが大切です。

気持ちの切り替えができ、感情の整理が上手

自分の非を認めなかったり、悪いのに謝らなかったりする男性に、女性が怒りを持ち続けるのは仕方ありません。

しかし、決着がついているのに、次の日になってもそっぽを向いていたり、顔を見た途端『口撃』したりするのはやめましょう。

これから付き合いたいと思う男性に、『いつまでも怒りを引きずらない女性』をアピールする方法は簡単です。

出会った間もないうちは、できるだけ「昔からケンカした後もさっぱりしている方ね」と投げかけましょう。

過去の恋人との体験があれば、「むしろ彼の方が顔色を伺っている感じだった」ということをサラッと言いましょう。

これだけで男性は、あなたを『後腐れのない女性』と認識してくれるはずです。

周囲を見回してみると、「彼女が気難しくて……」「女房が怒ってばかりで、離婚するかも」という悩みを抱える男性は多くいます。

もちろん全て女性に非があるわけでありませんが、不機嫌になった時も楽しいことを思い出し、上手に気持ちを切り替えられる女性になりましょう。

大切にしてくれる人

男性という生き物は、女性に尽くしたり、守ったりしたいという気持ちを膨らませながら、愛を深めていきます。

前のめりでホスピタリティを発揮することで、その恋に陶酔していくのです。

だからこそ、男性にはきちんと『尽くす隙』を作ってあげましょう。

相手に尽くしてばかりの女性は、少しその力を抜くこと。男性は、尽くされるばかりではダメなのです。

愛されたければ彼にも尽くす機会と喜びを与えてあげて下さい。

けれど、尽くす機会もいきすぎると不安になります。

逆に、自分から男性に尽くさないのもいけません。

次第に疲れ果て、恋を投げ出してしまうかもしれません。

彼が朝に弱かったら「モーニングコールしてあげようか?」、最近疲れ気味な彼には栄養ドリンクを差し出し、デスクワークに疲れていたら「これ、肩こりに効くのよ」と湿布を渡したり、「肩を揉もうか?」と言ってみたりします。

ちょっとした気遣いでも、あなたが自分の意思で「やろう」と決めたことで構いません。

彼は心から喜び、自分が必要とされていることで自信がみなぎるでしょう。

愛されていることに安心し、過剰な『尽くす行為』も緩めてくるはずです。

男と女は、『尽くす』『尽くされる』のバランスが一生続いていくものなのです。